album information and (disc / cover) conditions |
タイトル |
MILDRED BAILEY HER GREAEST PREFOMANCES 1929-1946 |
盤・ジャケット評価表 |
D=○ C=☆● |
コメント |
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カートンボックス入り3枚組 |
mono / stereo |
mono |
レーベル |
COLUMBIA Us Pressing |
管理コード |
40490 |
モニターにより実際の色と違う場合があります。 |
【アルバム説明】
ジャズ・ボーカルはミルドレッド・ベイリーから始まった、と言うのが定説だがそれ以前は失恋や片思いのトーチ・ソングばかりであった様である。ベイリーの様にスウイングする歌唱はなかった。では誰の影響を受けて自身のボーカル・スタイルを育んだのか良くわからないが、ポール・ホワイトマンとの出会いで形成されたのではないかと思う。本セットはエディ・ラング楽団とのデビューから、最後期である46年録音までの48曲入り3枚組アルバム。レッド・ノーヴォ楽団のほかジョニー・ホッジス、メアリー・ルゥ・ウィリアムズ、チュー・ベリー、テディ・ウィルソン他、スイング期のスター・ソリストを多数集めたレコーディング・セッション。但し"LOVER COME BACK TO ME"はベイリーの名唱中の名唱であるボカリオン原盤の本命盤でないテイクが収められている。60年代前半日本コロンビアがリリースした国内盤では監修の油井正一氏の判断で本命盤と差し替えられていた。CBSSONYでは発売されなかったが、粟村政昭氏のプロデュースに依ってベイリーのLOVER COME BACK TO MEが収録されている10吋盤"SERENADE"とリー・ワイリーの「ナイト・イン・マンハッタン」、この二枚の10吋をLP両面に配した"NIGHT IN MANHATTAN / MILDRED BAILEY・LEE WILEY"としてリリースされていた。三枚組とNIGHT IN MAHATTANを揃えれば、ベイリーにとって申し分のないコレクションと言えると思う。